デジタル大辞泉
「アグン山」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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アグン[山]
Gunung Agung
インドネシア,バリ島北東部にそびえる活火山。標高3142mで,島の最高峰。山名は〈火の神の住む山〉の意で,古来バリ島守護神の居所として信仰の対象とされた。山麓のブサキ寺院はその一つであり,島ではアグン山に向かう方角が聖なる方位である。1808年以来今日までしばしば大爆発をおこし,時に大被害を及ぼす。南麓は水田の連なるバリの中心部で,島の観光開発の一中心。
執筆者:別技 篤彦
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のアグン山の言及
【バリ[島]】より
…島の中央部を東西に火山脈が走り,2000m級の山が連なる。東端のアグン火山(標高3142m)が最高峰で,聖なる山とみなされ,ふもとにブサキBesakih寺院がある。南部の平野は水稲作の行われる穀倉地帯で,人口密度も高い。…
※「アグン山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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