アストリア(英語表記)Astoria

デジタル大辞泉 「アストリア」の意味・読み・例文・類語

アストリア(Astoria)

米国オレゴン州北西端、コロンビア川河口に面する町。1811年に入植が始まり、現在でも19世紀の街並みが残されている。開拓を記念する塔、アストリアコラムや、同州とワシントン州を結ぶアストリアブリッジなどがある。
米国ニューヨーク市クイーンズ北西部の地区。イーストリバーに面する。ギリシャ中東アジアなど、さまざまな文化的背景をもつ住民が多い。映画会社の撮影所や映画博物館などが所在

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アストリア」の意味・わかりやすい解説

アストリア
Astoria

アメリカ合衆国オレゴン州の港市。コロンビア川が太平洋に注ぐ河口の南端部にある。州内最古の町で,19世紀初期より毛皮の交易中心地として発達。のちに漁業製材・パルプ業なども興り,現在はサケマグロの缶詰製造などの食品加工が行われる。これらの製品の輸出港である一方,狩りや釣り,海水浴などの盛んなところである。人口1万 69 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「アストリア」の解説

アストリア〔筆記具〕

イギリス、ヤード・オ・レッド社の筆記具ブランド。1910~1930年にかけて流行したアールデコイメージ。黒とアイボリー斑模様が特徴。万年筆ボールペンシャープペンシルがある。

アストリア〔商品名〕

ポピー製紙が販売するトイレットペーパーの商品名。古紙を使用。ダブル2枚重ね、4ロール。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android