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アノトー アノトーHanotaux, (Albert-Auguste-) Gabriel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アノトー
Hanotaux, (Albert-Auguste-) Gabriel

[生]1853.11.19. ボールボアール
[没]1944.4.11. パリ
フランスの政治家,歴史家。外相 (1894~98) としてアフリカ植民地政策を推進,また露仏同盟の締結に努めた。著書に『フランス現代史』 Histoire de la France contemporaine (71~1900) など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アノトー
あのとー
Albert Auguste Gabriel Hanotaux
(1853―1944)

フランスの外交官、歴史家。11月19日エーヌ県生まれ。古文書学者として出発したが、1879年外務省に入り、対ドイツ強硬派として知られるガンベッタ首相、植民地主義者フェリー首相の知遇を受けたことが、アノトーのその後に大きな影響を与えた。一時期代議士を務めたほかは外交官生活で一貫し、1892年領事職監督官となったころより、フランス外交の枢機に参画した。ロシア・フランス同盟(1891~1894成立)に向かう時期、すなわちビスマルクによって強いられたフランスの外交的孤立からの脱却の時期にあたっている。1894年外相となり、対ロシア関係の緊密化、アフリカにおけるイギリスとの領土紛争の終結に努力し、1898年デルカッセにその成果を引き継いだ。外交官生活のかたわら、歴史の研究、著述を続け、『リシュリュー時代史』『フランス現代史』『1914年戦争画報』『フランス国民史』『フランス植民・対外発展史』(共著)と、いずれもきわめて大部の著作を残し、『エジプト史』の編纂(へんさん)も行っている。1898年アカデミー会員となる。1944年4月11日没。[石原 司]

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