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イェリング Hjørring

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イェリング
Hjørring

デンマーク北部,北ユランス県の都市。ユラン半島北端に位置する。 1243年勅許都市となり,地方の商業中心地として栄えた。デンマーク王国初期の墳墓と推定される土塁ルーン文字が刻まれた石碑などが現存し,1994年世界遺産の文化遺産に登録された。コンデンスミルクビスケット,ベーコン,織物などを製造する。人口3万 4579 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

イェリング【Jelling】

デンマーク,ユトランド半島東部にあるバイキング時代の王家の拠点。二つの古墳,二つのルーン石,列柱石によって三角に囲われた〈聖域〉,今日の教会の下にのこされた最初期の木造教会と,さらにその下の異教神殿跡がある。ルーン石の一つはゴルム老王が妃テューレThyreのために,もう一つはハーラル青歯王Harald Blåtand(?‐986ころ)が父ゴルムとテューレのために立てたもの。そこでハーラルは〈デンマークとノルウェーをわがものとし,デーン人をキリスト教徒とした〉と誇っている。

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世界大百科事典内のイェリングの言及

【バイキング美術】より

…なおこの時代にバイキングが植民地化しあるいは強い影響力をもったグレート・ブリテン島北部やマン島に,同系統の浮彫装飾をもった石造十字架が見られるし,同時代のアイルランド系あるいはノーサンブリア系の写本画の装飾文もこれと多かれ少なかれ関係がある。他方,デンマーク,ユトランド半島東部のイェリングの墓地に残るルーン石には,組紐文化した怪獣のほかキリスト磔刑像が表されているが,キリストを囲む組紐文がその体をがんじがらめに縛っている印象を与える。また,スウェーデンのゴトランド島にはきわめて特色のある一連の石碑が見られる。…

※「イェリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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