コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イヌセンブリ いぬせんぶり

1件 の用語解説(イヌセンブリの意味・用語解説を検索)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イヌセンブリ
いぬせんぶり / 犬千振
[学]Swertia diluta Benth. et Hook. f. var. tosaensis (Makino) Hara

リンドウ科の一年草または越年草。茎は高さ10~35センチメートル、葉は倒披針(とうひしん)形。9~11月茎頂や葉腋(ようえき)に白色で紫色の筋がある花を上向きに開く。花冠は深く5裂する。名はセンブリに似るが苦味がなく薬にならないのでいう。本州、四国、九州の海岸から山地帯の湿地に生え、朝鮮、中国に分布する。[高橋秀男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のイヌセンブリの言及

【センブリ(千振)】より

… センブリに似て花冠が青紫色のムラサキセンブリO.pseudochinensis (Hara) Toyokuniは,やはり苦味健胃薬として使用され,本州~九州,朝鮮半島,中国北部,アムール地方に分布する。イヌセンブリO.diluta (Turcz.) Ledeb.var.tosaensis (Makino) Toyokuniもセンブリに似ているが,薬効がやや劣るため,イヌの名をかぶせ,イヌセンブリという。属は違うが近縁植物として,北半球の高山や寒地に広く分布し,日本では南アルプスと八ヶ岳の高山帯にのみ産するヒメセンブリLomatogonium carinthiacum (Wulfen) Reichb.f.,日本では北海道に産するチシマセンブリFrasera tetrapetala (Pall.) Toyokuni,本州北・中部の高山帯に産する本種の小型亜種タカネセンブリssp.micrantha (Takeda) Toyokuniがあり,北海道および本州の高山にはミヤマアケボノソウSwertia perennis L.ssp.cuspidata (Maxim.) Haraが生育する。…

※「イヌセンブリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone