…社会的出自は貴族(ツルゲーネフの小説《父と子》によれば〈父の世代〉),雑階級人(〈子の世代〉)に分かれ,19世紀半ば以降,後者の比率が高まるとともにこの用語が普及した。ロシア・インテリゲンチャの発生・存在はピョートル大帝の西欧化政策,フランスやドイツの西欧思想の流入と密接につながり,ロシアとヨーロッパ,ナロード(人民)とインテリゲンチャの関係はつねに大きな問題であった。20世紀初めには1905年革命の評価をからめてインテリゲンチャ論が盛んになり,インテリゲンチャを階級の枠内でとらえるマルクス主義者,マルクス主義の立場を徹底させ搾取階級と見るマハエフツィ(ポーランドの社会主義者V.K.マハイスキを指導者とするグループ),階級や身分の枠をこえた倫理的現象と見るネオ・ナロードニキ,創造性を欠くインテリゲンチャを批判し宗教による再生を説く《道標》派等が論争をかわした。…
※「インテリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新