…社会的出自は貴族(ツルゲーネフの小説《父と子》によれば〈父の世代〉),雑階級人(〈子の世代〉)に分かれ,19世紀半ば以降,後者の比率が高まるとともにこの用語が普及した。ロシア・インテリゲンチャの発生・存在はピョートル大帝の西欧化政策,フランスやドイツの西欧思想の流入と密接につながり,ロシアとヨーロッパ,ナロード(人民)とインテリゲンチャの関係はつねに大きな問題であった。20世紀初めには1905年革命の評価をからめてインテリゲンチャ論が盛んになり,インテリゲンチャを階級の枠内でとらえるマルクス主義者,マルクス主義の立場を徹底させ搾取階級と見るマハエフツィ(ポーランドの社会主義者V.K.マハイスキを指導者とするグループ),階級や身分の枠をこえた倫理的現象と見るネオ・ナロードニキ,創造性を欠くインテリゲンチャを批判し宗教による再生を説く《道標》派等が論争をかわした。…
※「インテリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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