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ウィント

百科事典マイペディアの解説

ウィント

ドイツ出身(アルゼンチン国籍ももっていた),米国のユダヤ系美術史家。ベルリンに生まれ,M.ドボルジャーク,パノフスキーらに師事。A.ワールブルクザクスルとともに助け,その文庫のロンドン移転に尽力した。ウォーバーグ(ワールブルク)研究所を経て,1948年米国に帰化,1955年以降オックスフォード大学教授。主著《ルネサンスの異教秘儀》(1958年)は,ルネサンス美術への新プラトン主義の影響を克明に跡づけた古典的名著。ほかに《芸術とアナーキー》(1960年)。
→関連項目ワールブルク学派

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ウィント【Edgar Wind】

1900‐71
美術史家。生地ベルリン,ウィーン,ハンブルク等で教育を受ける。ワールブルク研究所のハンブルクからロンドンへの移転に貢献し,同副所長となる。ついでアメリカ合衆国各地で教鞭を執った後,1955‐67年オックスフォード大学美術史教授。主要著書《ルネサンスにおける異教の神秘》(1958)や《芸術と狂気》(1963,邦訳1965)は,図像解釈学的方法を駆使して,ルネサンス美術の具体的モティーフを同時代の哲学との関連において解明している。

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