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ウロビリノーゲン urobilinogen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウロビリノーゲン
urobilinogen

胆汁色素のビリルビンが腸管内で腸内細菌によって還元されて生じる無色の物質。空気中で酸化されやすく,褐色のウロビリンに変る。このウロビリンとウロビリノーゲンをまとめてウロビリン体という。腸管内のウロビリノーゲンはほとんどは糞便とともに排泄され,一部は血中に入り腎臓を経て尿中に排泄され尿ウロビリノーゲンとなる。また一部は腸管から再び吸収されて肝臓に回収されてビルビリンになる (腸肝循環という) 。尿ウロビリノーゲンは肝機能障害などによって増加し,閉塞性黄疸で減少するので,尿中の排泄量を測定することによって肝臓疾患の状態を調べることができる。

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デジタル大辞泉の解説

ウロビリノーゲン(urobilinogen)

腸に胆汁として排出されたビリルビンが腸内細菌によって還元されて生成する無色の物質。大部分は便へ排出されてウロビリンとなるが、一部は腸で吸収されて再び肝臓に戻り、尿中にも排出される。肝機能障害などでは尿中への排出量が増加する。

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栄養・生化学辞典の解説

ウロビリノーゲン

 酸化されると黄色のウロビリンとなる化合物であるが,これ自体は無色の化合物.L-,I-,D-ウロビリノーゲンの3種が知られている.胆汁色素であるビリルビンが腸内で細菌によって還元されて生成する.一部は再吸収されて肝臓へ運ばれ,一部は糞へ排泄される.

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大辞林 第三版の解説

ウロビリノーゲン【urobilinogen】

胆汁中のビリルビンが腸内細菌で還元されて生成する物質。 → 尿中にようちゆうウロビリノーゲン

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世界大百科事典内のウロビリノーゲンの言及

【ウロビリン】より

…化学式はC33H42O6N4。無色のウロビリノーゲン(ヘモグロビンなどに含まれるポルフィリンの代謝産物であるビリルビンの還元により生成される)が酸化されて生成する。胆液に含まれ,糞(ふん)の一部として排泄される。…

【ビリルビン】より

…化学的性質もかなり異なっている。胆汁により腸管に排出された抱合型ビリルビンは,腸内細菌により還元されてウロビリノーゲン体を形成する。これらは一部は再吸収されて,肝臓から胆汁へ,あるいは血清から尿中へ排出される。…

※「ウロビリノーゲン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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