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エチオピア区 エチオピアくEthiopian region

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エチオピア区
エチオピアく
Ethiopian region

動物区の一つ。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸,マダガスカル島を含み,さらにエチオピア亜区マラガシー亜区などに細分されるし,また東洋区と一緒にして旧熱帯区と呼ばれることもある。この区に分布する哺乳類のうち約3分の2が,鳥類のうち約5分の3が固有種であり,代表的な動物としてゴリラ,チンパンジー,キリン,カバ,ダチョウヘビクイワシなどがある。

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大辞林 第三版の解説

エチオピアく【エチオピア区】

動物地理区の一。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸全部とマダガスカル島を含む地域。チンパンジー・ゴリラ・ダチョウ・カメレオンなどが固有種。 → 旧熱帯区

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世界大百科事典内のエチオピア区の言及

【動物地理区】より

…動物の地理分布,すなわち各地の動物相は,大陸,島嶼(とうしよ)配置,気候帯,環境などの地史的要因に規制されるが,そういった動物相の特徴を基にした地理的区分。現在では,ヨーロッパ,アジアとアフリカを含めて旧世界,南北アメリカは新世界と呼び,ユーラシア大陸は旧北区,北アメリカは新北区,両者を合わせて全北区とし,アフリカはエチオピア区,インド,南アジアは東洋区,南アメリカは新熱帯区,オーストラリアは太平洋諸島を含めてオーストラリア区と呼ぶのが一般的である。動物地理区分の提唱はスクレーターP.L.Sclaterの鳥類(1858),哺乳類(1894)についてのものが最初で,A.R.ウォーレス(1876),T.H.ハクスリー(1868)などが続いたが,いずれも鳥獣の分類地理学的な検討に基づくものであった(図1)。…

※「エチオピア区」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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