エンゼルプラン

百科事典マイペディア 「エンゼルプラン」の意味・わかりやすい解説

エンゼルプラン

1994年12月に文部厚生労働,建設各省は今後10年間における子育て支援のための基本的方向と施策を盛り込んだ〈今後の子育てのための施策の基本的方向について〉を明らかにし,これにともなう計画をエンゼルプランと通称している。このプランは,子どもの健全育成とともに,進む少子化傾向が将来の労働力不足や社会保障負担の増大につながることを考慮し,安心して子どもを生み育てるための施策や環境整備を図るための重点施策である。また,同時に大蔵,厚生,自治三大臣により,このプランの具体策として〈当面の緊急保育対策等を促進するための基本的な考え方(緊急保育対策5ヵ年事業)〉が合意され,1995年度から1999年度までの5年間の事業費として約6000億円が投入されることとなった。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む