デジタル大辞泉 「オアシス都市」の意味・読み・例文・類語 オアシス‐とし【オアシス都市】 砂漠の中のオアシスに成立した都市。特に、シルクロードに沿って成立・発達したものをさす。敦煌とんこう、トルファン、ダマスカスなど。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
旺文社世界史事典 三訂版 「オアシス都市」の解説 オアシス都市オアシスとしoasis 中央アジア砂漠地帯のオアシスに成立した都市オアシスでは農耕が行われ,また隊商貿易の基地として,宿場・市場の性格をもって繁栄した例が多い。古代中国の史家はこうしたオアシスを城郭国といい,1オアシスが1国家の形をとる傾向が強かった。天山南路のタクラマカン砂漠周辺のホータン(于闐 (うてん) )・疏勒 (そろく) ・クチャ(亀玆 (きじ) )・カラシャール(焉耆 (えんき) )などはその代表例である。また文化交流の中継地としての役割も果たしていた。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報