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オオヒキガエル オオヒキガエル Bufo marinus; giant toad

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オオヒキガエル
オオヒキガエル
Bufo marinus; giant toad

カエル目ヒキガエル科。体長 20cm内外の大型のヒキガエル。眼のうしろの耳腺が著しく発達し,そこから分泌される粘液の毒性も非常に強い。南アメリカの原産であるが,サトウキビなどの害虫駆除のために世界各地に移入され,大きい効果をあげた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

オオヒキガエル

中南米原産の大型のカエル。体長は8~15センチ。池や水田などで生息し、ほぼ一年中繁殖する。昆虫を餌とし、ネズミやヘビなどの小動物を食べることもある。敵に襲われると耳の後ろの皮膚から毒を出す。主成分ブフォトキシンは、哺乳(ほにゅう)類など脊椎(せきつい)動物に対して心停止を起こさせるほどの強心作用がある。05年に特定外来生物に指定され、飼育や遺棄などに制限がある。

(2009-08-15 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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世界大百科事典 第2版の解説

オオヒキガエル【giant toad】

耕地の害虫駆除の目的で,世界の各地に移入されているヒキガエル科の1種(イラスト)。オオヒキガエルはヒキガエル属Bufoの最大種で,雄は体長12cm,雌は雄よりも大がらで体長15~20cm,最大は23.8cm,体重1.3kgにも達する。しかし変態直後の子ガエルはわずか1.2cmほどにすぎない。眼の後方にある耳腺はヒキガエル類の中でもとくに大きく,分泌される液は毒性が強いため,人の眼や粘膜に付着すると危険であり,また,卵も強い毒性を持つといわれる。

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世界大百科事典内のオオヒキガエルの言及

【ヒキガエル(蟇∥蟾蜍)】より

…約31属366種がオーストラリアなど一部を除く世界各地に広く分布する。体長10~15cmの大型種が多く,最大はヒキガエル属Bufoの熱帯アメリカに分布するオオヒキガエルB.marinus(イラスト)やコロンビアヒキガエルB.blombergiの最大体長20cmあまり。しかし南アフリカのローズヒキガエルB.roseiは体長約3cm,東南アジアのモリヒキガエル属Pelophryneなどは2~3cmに過ぎない。…

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