オスケメン(英語表記)Öskemen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オスケメン
Öskemen

カザフスタン最東部,東カザフスタン州の州都。旧ウスチカメノゴルスク Ust'-Kamenogorsk。アルタイ山地南西麓,ウリバ川がイルトゥイシ川に合流する地点にある。町の歴史は 1720年要塞が築かれたことに始まる。その後モンゴル,中国との交易の中心地となり,またアルタイ山地南西部ルドヌイアルタイの鉱産地への基地として発展。革命後,非鉄冶金 (鉛,亜鉛,チタン,マグネシウム) の大中心地となり,食品,機械,建設資材などの工業も行なわれるようになった。教育大学がある。鉄道分岐点で,河港,空港もある。市の近郊,イルトゥイシ川上流にある水力発電所が,ルドヌイアルタイ地方の電化に役立っている。人口 31万 1000 (1999) 。

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デジタル大辞泉の解説

オスケメン(Öskemen/Өскемен)

カザフスタン東部、東カザフスタン州の都市。同州の州都。旧称ウスチカメノゴルスク。イルティシ川とウリバ川の合流点付近に位置し、河港を有す。18世紀初めに要塞が建設。旧ソ連時代に金の採掘や冶金(やきん)業で発展した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オスケメン
おすけめん
skemen

中央アジア、カザフスタン共和国東部の都市。東カザフスタン州の州都。旧称ウスチ・カメノゴルスクUst'-Kamenogorsk。イルティシ川の右岸、ウリバ川との合流点に位置する。人口31万1000(1999)。鉄道の要衝にあたり、イルティシ川の河港でもある。1720年ロシアの要塞(ようさい)ウスチ・カメンナヤとして創建され、1932年以後、東カザフスタン州の中心となった。1991年のソ連崩壊、独立の後に改称された。20世紀初頭以後は、市の付近にあるルードヌイ・アルタイ山脈が金産地として知られ、多くの人口が流入した。鉛、亜鉛、チタンニウム、マグネシウム、各種機械などの工場がある。市の近くに、イルティシ川を利用した大水力発電所(堰堤(えんてい)の長さ300メートル)があり、これに伴う人工湖の面積は5500平方キロメートル、平均深度18メートルである。[加藤九祚]

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