出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
パプア・ニューギニア、ニューギニア島南東部に、西北西から東南東に延びる山脈。長さ約350キロメートルで、大半が標高1200メートル以上である。最高峰はビクトリア山(4036メートル)。山脈名は1849年、沿岸探検中にこの山脈を望見したイギリス人探検家に由来する。1889年イギリス人マグレガーが初めてこの山脈を横断し、ビクトリア山に登頂した。第二次世界大戦中の1942年(昭和17)日本軍がポート・モレスビー攻略のため、ココダ山道を通ってこの山脈を越え、ポート・モレスビーまで48キロメートルの地点に達したが、補給難と連合軍の反撃により退却した。
[谷内 達]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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