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カイペルス カイペルス Cuypers, Petrus Josephus Hubertus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カイペルス
カイペルス
Cuypers, Petrus Josephus Hubertus

[生]1827.5.16. ルールモント
[没]1921.3.3. ルールモント
オランダの建築家。 19世紀中葉以後のオランダ建築におけるゴシック・リバイバルの流行を一身に受けて活躍し,数多くの聖堂の修復を手がけるとともに,新しいゴシック様式の聖堂も多く建築した。

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世界大百科事典 第2版の解説

カイペルス【Petrus Josephus Hubertus Cuypers】

1827‐1921
オランダの建築家。ルールモントに生まれ,アントワープアカデミーに学ぶ。後しばらくパリに在って,特にビオレ・ル・デュク合理主義思想の影響を受ける。1850年,故郷で事務所を開き,おもに教会のために建築のみならず幅広く美術工芸のデザインをし,古建築の修復も手がける。この点,イギリスのW.モリスに似ている。65年アムステルダムに移り美術館学校(後のクエリヌス校)を開き,自らも教えた。代表作はアムステルダム国立美術館(1885)とアムステルダム中央駅(1889)。

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世界大百科事典内のカイペルスの言及

【オランダ】より

…絵画においては19世紀末にゴッホ,20世紀にバン・ドンゲンVan Dongenがフランスで,モンドリアンがアメリカで活躍した。 建築では,17世紀にファン・カンペンがアムステルダム市庁舎,ハーグのマウリッツハイスを残し,19世紀後半のカイペルスはネオ・ゴシック様式のアムステルダム国立美術館,アムステルダム中央駅を建て,20世紀になってベルラーヘはアムステルダムの株式取引所の設計で合理的な近代性を追求した。戦間期の〈デ・ステイル〉グループは画家のモンドリアン,ファン・ドゥースブルフも加え,アウト,リートフェルトらが幾何学的形態と明確な空間の創造を唱え,国際的反響を呼んだ。…

【オランダ美術】より

…世紀の転換期の画家としては象徴派のトーロップ,街景と都会風俗を描いたブレイトネルがいる。19世紀の建築は復古様式の時代が長く続いた(カイペルスによるネオ・ルネサンス様式のアムステルダム国立美術館等)が,ベルラーヘのアムステルダム株式取引所(1903)によって近代建築の基礎が築かれた。明快な合理性に支配されたこの建築はゼイルLambertus Zijl(1866‐1947)の彫刻によっても名高い。…

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