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カジンツィ カジンツィKazinczy Ferenc

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カジンツィ
Kazinczy Ferenc

[生]1759.10.27. エールシェミェーン
[没]1831.8.22. セープハロム
ハンガリーの作家。貴族の出身。視学官として教育の民主化に尽力し,シェークスピア,ゲーテらの作品の翻訳を通じて西ヨーロッパ文学の紹介に努めた。 1794年反政府運動の組織に加わったため逮捕され,6年間獄中生活をおくった。出獄後は郷里に帰って文学活動を続け,風刺詩集『とげと花』 Tövisek és virágok (1811) その他を発表。ハンガリー語の改革にも大きな役割を果し,多くの新しい単語を導入した。当時の社会と文学を背景とした『わが生涯の回想』 Pályám emlékezete (28) ,死後出版された『わが獄中日記』 Fogságom naplójaも有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

カジンツィ【Kazinczy Ferenc】

1759‐1831
ハンガリーの作家,言語再生運動の指導者。貴族の出で,法律を学び,初め役人となる。ヨーゼフ2世の啓蒙的学校政策を支持。しかしその死後の反動のなかで,反オーストリア的運動を指導。また英・仏文学やフランスの啓蒙思想を翻訳。だがマルティノビチ事件に連座して1794年12月に逮捕。1801年6月に釈放。その後ハンガリー文学,とくに言語再生に専念。19世紀初頭の文壇の指導者で,アカデミーの設立にも貢献した。【南塚 信吾】

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世界大百科事典内のカジンツィの言及

【ハンガリー】より

…【家田 修】。。…

※「カジンツィ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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