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カビテ Cavite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カビテ
Cavite

フィリピン,ルソン島中部,マニラ湾南岸の小半島上にある市。カビテ州に属する。スペイン領時代に海軍基地と兵器廠がおかれた。 1896~1901年にスペイン,次いでアメリカと戦われた独立戦争の中心地で,指導者 E.アギナルドの出身地。アメリカ,フィリピン両国海軍のサングレーポイント基地がおかれている。運輸機器が生産され,マニラの近郊住宅地の性格も強い。人口9万 2000 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

カビテ(Cavite)

フィリピン、ルソン島中西部の都市。カビテ州の州都。マニラ湾南岸に突き出た砂嘴(さし)の半島に位置する港湾都市であり、スペインおよび米国統治時代に軍港が置かれた。19世紀末のフィリピン独立運動の中心地。

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百科事典マイペディアの解説

カビテ

フィリピン,ルソン島中央部の都市。マニラ湾に臨む岬の先端に位置する。1571年スペインの占領以来,海軍基地として重視され,第2次大戦後は米海軍基地となったが,1970年返還。

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世界大百科事典 第2版の解説

カビテ【Cavite】

フィリピン,マニラ南郊の基地の町。人口10万3000(1994)。マニラ湾の南東岸から北に向かって突出した幅1km,長さ8kmの砂州でできた半島上に位置する。スペイン統治下でサン・フェリペ要塞が築かれ,アメリカ時代には半島先端のサングレー岬に海軍基地が置かれた。こうした植民地支配の最前線にあったため,1872年には要塞内の兵器廠労働者暴動の発生地に,フィリピン革命時にはカウィット,イムスなど近隣の町と共に交戦中心地に,太平洋戦争時には日本軍の猛攻撃の的となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カビテ
かびて
Cavite

フィリピン北部、ルソン島中西部にあるマニラ湾南岸の港湾都市。カビテ州の州都。植民地期にはスペインおよびアメリカの軍港として知られた。住民はタガログ人で人口9万9367(2000)。水田、ココナッツ林、養魚池に囲まれるが、近年は工場が増え、マニラの近郊住宅地になりつつある。スペイン領時代、州内にカトリック教団所有地が多かったためもあって、19世紀の独立運動の中心地になった。[高橋 彰]

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