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カマツカ(鎌柄) カマツカPseudogobio esocinus

世界大百科事典 第2版の解説

カマツカ【カマツカ(鎌柄) Pseudogobio esocinus】

コイ目コイ科の淡水魚(イラスト)。スナモグリ(岩手県ほか),カワギス(埼玉県),ソウゲンソウゲンボウ(群馬県など利根川水系),ダンギリボ(琵琶湖)などの地方名がある。北海道,青森県を除く日本のほぼ全土と朝鮮半島などアジア大陸北東部の一部に分布。川の中流域や水の澄んだ湖の砂底または砂れき底にすむ。全長は雄11~17cm,雌14~22cm。体は細長くほぼ円筒形で腹面は扁平,眼は頭の背側に,口は小さくて下方を向き,水底にすむのに適応した形態となっている。

カマツカ【カマツカ(鎌柄) Pourthiaea villosa Decne.var.laevis Stapf】

バラ科の落葉低木で,高さ5mほどになり,丘や山地に生える(イラスト)。樹皮は黒みをおびる。葉は質うすく,互生して,長楕円形,ふちに鋸歯がある。両面ほとんど無毛のものをカマツカ,葉がより大きくて厚く綿毛の多いものをワタゲカマツカ,それらの中間のものをケカマツカといい,変種として区別する。花は4,5月ごろ咲き,複散房花序,花弁は白く,5枚で円く,おしべは20本。果実は楕円形で,秋に普通は赤く熟する。北海道から九州まで見られ,朝鮮や中国大陸にも分布する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カマツカ(鎌柄)
カマツカ

ウシコロシ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のカマツカ(鎌柄)の言及

【木】より

…もちろん,このような製材・加工工程を経た利用のほかに,個々の樹種の特性に応じて幹・枝の原形そのままに利用することも多い。バラ科のカマツカ別名ウシコロシの名は硬く弾性のある材が鍬や鎌の柄(束(つか))やウシの鼻輪に使われるところから生じた。ハギ類やキブシなど株立ちになる低木は炭俵のふたやすだれに供され,またマンサク類はねじって薪やものを縛るねそとして用いられるが,とくに五箇山(富山県)・白川郷(岐阜県)の合掌造の骨組みの結合には最良の材料とされた。…

※「カマツカ(鎌柄)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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