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カルキディウス Calcidius

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世界大百科事典 第2版の解説

カルキディウス【Calcidius】

経歴は不詳。年代についても,研究者により4世紀から5世紀前半までの振幅がみられる。プラトン《ティマイオス》の前半(52章)までのラテン語訳と注解とが彼の著書として伝存。これは,12世紀,ヘンリクス・アリスティップスHenrichus Aristippusによる《メノン《ファイドン》のラテン語訳があらわれるまで,西方世界におけるほとんど唯一のプラトンに関する知識の源泉としての意義を有し,12世紀のシャルトル学派の宇宙論に多大の影響を及ぼした。

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