カンパン(英語表記)Campin, Robert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンパン」の意味・わかりやすい解説

カンパン
Campin, Robert

[生]1378頃.トゥルネー
[没]1444.4.26. トゥルネー
フランドルの画家。 1406~44年の間にベルギーのトゥルネーで活躍した記録があり,また彼のアトリエにはワイデンと J.ダレが弟子として入った記録がある。他方,共通の作品をモデルとして描いたと考えられるダレの作品およびワイデンの作品が,これらよりも古い様式をもつフレマールの画家の作品と類似しているため,フランドル派で最も古いこの巨匠とカンパンを同一人物とみなす説がある。確証はないが,『キリスト降誕』 (1420/30,ディジョン美術館) ,『メローデの祭壇画』 (25/8頃,メトロポリタン美術館) などが代表作といわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「カンパン」の解説

カンパン

三立製菓株式会社が販売する菓子の商品名。小麦粉を使った生地黒ゴマを混ぜ込んで堅く焼き上げている。袋入りと備蓄食用の缶入りがある。缶入りタイプには氷砂糖金平糖も入っている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android