コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ガンビア ガンビア The Gambia

6件 の用語解説(ガンビアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガンビア
ガンビア
The Gambia

正式名称 ガンビア共和国 Republic of The Gambia。面積 1万1632km2。人口 177万6000(2011推計)。首都 バンジュルアフリカ大陸西端部の国。3方をセネガルに囲まれ,西は大西洋にのぞむ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ガンビア(Gambia)

アフリカ西部の共和国。首都バンジュルラッカセイが主産物。英国の植民地・保護領から1965年独立。英連邦に加盟していたが2013年に脱退。人口182万(2010)。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ガンビア

◎正式名称−ガンビア共和国Republic of The Gambia。◎面積−1万690km2。◎人口−188万人(2013)。◎首都−バンジュールBanjul(3万人,2013)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ガンビア【Gambia】

正式名称=ガンビア共和国Republic of the Gambia面積=1万0689km2人口(1996)=114万人首都=バンジュルBanjul(日本との時差=-9時間)主要言語=英語,マンデ語ウォロフ語通貨=ダラシDalasi西アフリカの西端部,ガンビア川沿岸を領域にもつ共和国。国土は,東から西に流れるガンビア川に沿って,幅20~45km,長さ300kmと細長く,セネガル領内に深くくさび形に入り込んだ形をとっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ガンビア【Gambia】

アフリカ西端部、大西洋に面する共和国。もとイギリス植民地で、1965年独立。落花生を産出する。住民は黒人。首都バンジュール。面積1万1千平方キロメートル。人口150万( 2005)。正称、ガンビア共和国。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガンビア
がんびあ
Republic of The Gambia

西アフリカの西端にある共和国。ガンビア川に沿う細長い国土は、ちょうどセネガルに指を突っ込んだような形をなす。面積1万1295平方キロメートルで新潟県より狭い。人口151万(2006推計)、170万(2009推計)。人口密度は1平方キロメートル当り151人(2009)。1965年イギリス連邦内の自治国として独立、1970年共和国となった。首都はガンビア川河口のセントマリー島にあるバンジュル(旧名バサースト)で人口は40万6000(2007年推計)。国民の約半分が農民で、主としてラッカセイを栽培する。1人当り国民総所得GNI)は390ドル(2008)と低い。国土を囲むセネガルとの統合は何度も計画された。1982年に合邦が実現しセネガンビア連邦を発足させたが、1989年合邦破棄。[藤井宏志]

自然

国土はガンビア川中・下流の延長470キロメートルの河谷に、20~50キロメートル幅で細長く延び、沿岸の沖積平野には耕地や疎林が広がっている。海水の影響を受ける下流の河岸や海岸にはマングローブがみられる。ガンビア川は急流や滝がなく乾期にも水量があるので、3000トンの船が280キロメートル上流のジョージタウンまでさかのぼれる。気候は、サバンナ気候の一種の熱帯スーダン気候(熱帯降水不安定気候)に属し、乾期(11~6月)と雨期(6~10月)が明瞭(めいりょう)で、年降水量は1200ミリメートル前後である。雨期に雨がないと干魃(かんばつ)の被害を生じることが多い。3~6月はきわめて暑く、12月から翌年の4月にかけては比較的涼しく過ごしやすい。[藤井宏志]

歴史

15世紀なかばポルトガルの船がガンビア川河口の入り江に入り、1588年からイギリス商人の勢力下に置かれ、奴隷や象牙(ぞうげ)を積み出した。17世紀後半から18世紀後半にかけイギリスとフランスの争奪の場となったが、1783年以後イギリスの植民地となり、1889年フランスとの協定でセネガルとの国境線が確定した。第二次世界大戦後の1954年9月の憲法制定で自治政府への一歩を踏み出し、1962年4月新憲法発布、1963年10月に内政の自治を認められ、1965年2月18日イギリス連邦内の独立国となった。1970年4月には共和国を宣言、初代大統領には首相で人民進歩党(PPP)党首のダウダ・ジャワラが就任した。
 1982年2月セネガルとの統合により「セネガンビア連邦」が発足したが、完全統合論のセネガルと主権維持論のガンビアが対立し、1989年協定破棄。1994年7月、軍によるクーデターでジャワラは失脚、ジャメ大尉が統治評議会の議長に就任し、1996年7月までに憲法制定、民政移管を行うとした。[藤井宏志]

政治・経済

1996年8月、国民投票により新憲法が成立。同年9月、憲法に基づく複数政党制で大統領選が行われ、愛国再建同盟(APRC)のジャメが当選し、10月大統領に就任した。1997年1月の議会選挙でも与党APRCが49議席中33議席を占め、ほかは統一民主党が7議席、国民和解党が2議席などであった。1996年9月、政府は長期計画「ビジョン2020」を発表。インフラ(経済基盤)整備、工業化促進、農産物の増産などを目標としている。2001年10月に行われた大統領選でジャメが再選された。2006年9月の大統領選挙でもジャメが当選(三選)、翌2007年1月の議会選挙も与党APRCが勝利した。
 産業面ではラッカセイが作付面積の80%、ラッカセイおよびラッカセイ油が総輸出額の18%を占めるラッカセイ・モノカルチュア(単一作物生産)の国である。このほか、商品作物としてアブラヤシ、綿花、ライム、タバコ、カシューナッツ、自給作物では米、アワ、モロコシ(ソルガム。イネ科の穀物)、トウモロコシ、キャッサバ(南米原産の根茎作物。根を食用とし、タピオカの原料となる)、バナナなどを栽培する。牧畜も盛んで、ウシ33万頭、ヒツジ・ヤギ43万頭を飼育する。有用木材ではマホガニーがあり、家具や容器になる。淡水漁業、沿岸漁業が行われ、エビの漁獲がある。地下資源はまだみるべきものはないが、石油の探査が行われている。工業は未発達で、ラッカセイ、アブラヤシの製油工場や水産加工工場があるのみである。輸出品目はラッカセイおよびラッカセイ油が32.8%、水産物が25.6%、輸入品目は日用工業製品、食料品、機械類などである。貿易収支は大幅な輸入超過である。主要輸出相手国はセネガル、イギリス、フランス、輸入相手国はデンマーク、中国、イギリスである。他の西アフリカ諸国と同様にレバノン商人が活躍する。セネガルとは統計にのらない貿易が行われている。河川交通が発達し、バンジュルが中心貿易港で、国際空港もある。[藤井宏志]

社会・文化

国民は複数の部族からなり、中央から西部へ住むマンディンゴ人(42%)、東部のプール人(18%)をはじめ、ウォロフ、セレル、ジウラ、アク(解放奴隷の子孫)の各部族がある。各部族語が話されるが、公用語は英語である。宗教は90%がイスラム教(イスラーム)で、残りはキリスト教、アニミズムである。年人口増加率は2.7%と高い。平均余命は男56歳、女57歳(2007)である。医師1人当りの国民数は1万4536人(1996)である。教育は、義務教育の小学校の上に工業学校、中学校、高校、師範学校、農業専門学校がある。小学校の就学率は74%(2006)である。ガンビアには同性愛は違法とする刑法が残っており、大統領のジャメは2008年、同性愛者は国外退去あるいは斬首(ざんしゅ)(死刑)にすると述べ、国際人権団体から抗議を受けた。ラジオ・テレビは国営局と商業局があり、新聞は政府紙と数社の一般紙がある。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に「ジェームズ島と関連遺跡群」「セネガンビアのストーンサークル群」が登録されている。
 日本へは、前大統領ジャワラが3回来訪し、日本から水産技術協力を受けている。貿易では日本から鋼板、合繊織物、自動車などを輸入しており、日本の輸出超過である。[藤井宏志]
『バークリー・ライス著、杉辺利英訳『愉快なガンビア建国記』(1968・朝日新聞社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ガンビアの関連キーワードアルバニアグルジアザンビアナミビアブルガリアボリビアリベリア委内瑞拉ボスニア・ヘルツェゴビナモルドバ[国]

ガンビアの関連情報