ガーンジー

デジタル大辞泉 「ガーンジー」の意味・読み・例文・類語

ガーンジー(Guernsey)

家畜乳牛の一品種。イギリス海峡チャンネル諸島にあるガーンジー島原産。乳の量が多く、質もすぐれる。ゲルンジー

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精選版 日本国語大辞典 「ガーンジー」の意味・読み・例文・類語

ガーンジー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Guernsey )
  2. 乳牛の一品種。イギリス海峡にあるチャンネル群島のガーンジー島原産の乳の量の多い優良種で、乳は多量の脂肪を含み、黄色を帯びる。
  3. 毛糸で編んだ厚手のシャツ一種子供水夫が着る青色のもの。

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百科事典マイペディア 「ガーンジー」の意味・わかりやすい解説

ガーンジー[島]【ガーンジー】

イギリス海峡南部,英領チャネル諸島中の島。乳牛ガーンジー種の原産地として知られ,牛の飼育が行われる。ほかにトマト,花卉(かき),石材などを産する。11世紀にノルマンディーからノルマン系民族が入植。主要都市セント・ピーター・ポート。行政上オルダニー,サークなどの諸島を含む。63km2。約5万9800人(2001)。
→関連項目チャネル[諸島]

ガーンジー[種]【ガーンジー】

ウシの品種名。イギリス領チャネル諸島のガーンジー島原産の乳牛。ジャージー種と同系統で,体型ジャージー種に似るが,やや大型。毛色は淡黄褐色。

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世界大百科事典(旧版)内のガーンジーの言及

【ウシ(牛)】より

…乳量は年3500kgくらいであるが脂肪率が約5%と高く,脂肪球も大きいのでバターの原料乳として優れている。(3)ガーンジー種Guernseyイギリス海峡にあるガーンジー島原産。褐色に白斑があり体はジャージー種よりやや大きい。…

【ガーンジー[島]】より

…面積63km2,人口5万9000(1991)。温暖な気候を利用して,北部の低地では花卉(かき),ブドウ,トマトなどの市場園芸が,南部の台地ではガーンジー種の乳牛飼育が盛んなほか,イギリス,フランスからの観光客が多く,空路も開設されている。フランスのコタンタン半島の西方沖に位置するため,11世紀ころからノルマン人が入植し,現在でもノルマン・フランス語が日常語となっている。…

※「ガーンジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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