コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キサーイー al‐Kisā’ī

2件 の用語解説(キサーイーの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

キサーイー【al‐Kisā’ī】

731‐806
アッバース朝時代のコーラン読誦者,文法学者。イラン系で,アラブのアサド族のマウラー(被護民)となり,ナジュドヒジャーズベドウィンからアラビア語を学び,さらにバスラに出てハリール・ブン・アフマドに師事し,やがてクーファ文法学派の代表者となった。また7人の正統コーラン読誦者の一人でもあった。カリフ,ハールーン・アッラシードに仕え,その子アミーンマームーン家庭教師をつとめた。奸計を用いてシーバワイフを退けた文法論争は有名。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キサーイー
きさーいー
Ab al-asan Kis'
(953―?)

ペルシアの詩人。メルブ生まれる。初めサーマーン朝ガズナ朝スルタン・マフムードに頌詩(しょうし)を捧(ささ)げたが、50歳ごろ隠遁(いんとん)し、熱烈なシーア派信者になり、十二イマームをたたえた最初の詩人として知られる。宗教詩、哲学詩の先駆者で、この分野の大詩人ナースィレ・ホスローに大きな影響を与えた。彼の詩集は現存せず、作品は中世の詩人伝、名詩集などに収められている。[黒柳恒男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

キサーイーの関連キーワードアッバース朝カンバーランド川コーラングレジャーヒズブワイフ朝兼国サーマーン朝コーランか然らずんば剣かハールーンアッラシードアラビア書道

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone