キラー細胞(読み)キラーサイボウ

デジタル大辞泉 「キラー細胞」の意味・読み・例文・類語

キラー‐さいぼう〔‐サイバウ〕【キラー細胞】

抗体の存在下で標的とする細胞を攻撃する細胞。ウイルス感染細胞などを傷害するキラーT細胞や、腫瘍しゅよう細胞を破壊するナチュラルキラー細胞など。K細胞。

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精選版 日本国語大辞典 「キラー細胞」の意味・読み・例文・類語

キラー‐さいぼう‥サイバウ【キラー細胞】

  1. 〘 名詞 〙 ( キラーは[英語] killer ) 体内に入ってきた他の細胞を異物とみなして攻撃する細胞。ウイルス感染細胞などに反応するキラーT細胞や、腫瘍細胞を破壊するナチュラルキラー細胞など。

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百科事典マイペディア 「キラー細胞」の意味・わかりやすい解説

キラー細胞【キラーさいぼう】

K細胞と略記。標的細胞に結合して死に至らしめる一群リンパ球総称。キラーT細胞(CTL),ナチュラルキラー細胞(NK細胞)など。CTLはアポトーシスを誘導し,NK細胞は癌細胞やウイルス感染細胞に特異的に結合して,排除にあたる。
→関連項目免疫免疫抑制剤リンパ球

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栄養・生化学辞典 「キラー細胞」の解説

キラー細胞

 抗体に依存して細胞障害を起こす免疫系の細胞.マクロファージと好中球は含めない.

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