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クイリヌス クイリヌスQuirinus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クイリヌス
クイリヌス
Quirinus

古代ローマの神。ローマを創建し初代の王となったロムルスが,生きながら昇天してなった神といわれる。古く,ユピテルおよびマルスとともにローマの三大主神格のグループを構成し,ユピテルが王権と宗教を司り,マルスが戦いを司るのに対し,もっぱら庶民とその生業である農業を保護する機能を果したと思われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

クイリヌス【Quirinus】

ユピテル,マルスとともに3柱の国家神を形成した古代ローマの神。祭日は2月17日で,他の2神と同様,独自の神官を有した。彼は一般にローマ初代の王ロムルスと同一視されたが,本来は古くクイリナリスQuirinalisの丘に定住していたサビニ人(町の名はクレスCures)の軍神で,のちこの丘がローマに統合されたとき,ローマの国家神に加わったものと考えられる。祭式についてはなにも伝わらない。【水谷 智洋】

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世界大百科事典内のクイリヌスの言及

【ローマ神話】より

…しかし宗教性の点や,万物は神々による支配に服しているという洞察まで達した唯一の叡知を有する点では,すべての民族にまさる〉とあるように,ローマにも早くより独自の神崇拝が存在した。古くはユピテル,マルス,クイリヌスが三位一体をなして篤くまつられた。ユピテルは語源をギリシアのゼウスと等しくするインド・ゲルマン起源の天空神で,本来,日の明るさと気象とをつかさどる。…

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