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クロロクルオリン クロロクルオリンchlorocruorin

3件 の用語解説(クロロクルオリンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロロクルオリン
クロロクルオリン
chlorocruorin

緑色のヘム蛋白質 (色素蛋白質の一種) 。海生の環形動物多毛綱 (ケヤリムシなど) の血液中に存在する。蛋白質部分はグロビンで,酸素運搬の役割を果すが,酸素との結合力はヘモグロビンより弱い。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

クロロクルオリン【chlorocruorin】

環形動物多毛綱のケヤリ類,カンザシゴカイ類等の血液中に含まれている緑色色素タンパク質。ヘモグロビンと同様に酸素運搬の機能を果たしている。クロロクルオロヘムをもつヘムタンパク質であり,タンパク部分は典型的なグロビンである。分子量は約300万。1分子中に約190の鉄原子を含む。鉄1原子あたり酸素1分子が結合する。酸素結合能はヘモグロビンより弱い。【宝谷 紘一】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロロクルオリン
くろろくるおりん
chlorocruorin

色素タンパク質の一種で、酸素運搬の機能を有する。環形動物のケヤリ類、カンザシゴカイ類の血液から1933年に発見されたが、その後いろいろの無脊椎(むせきつい)動物にあることがわかった。透過光では緑色、反射光では赤色にみえ、鉄を含むポルフィリンの一種であるクロロクルオロヘムを補欠分子団として酸素と結合するが、酸素に対する親和性はヘモグロビンより低い。また、一酸化炭素とも結合する。分子量は約2.8×106、等電点はpH4.3で、ヘモグロビンに比べてヒスチジン含量が低い。[大岡 宏]

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世界大百科事典内のクロロクルオリンの言及

【呼吸色素】より

…多くは血液中にあって血液色素ともよばれ,酸素を運搬あるいは貯蔵する役割を果たしている。ヘモグロビンはほとんどすべての脊椎動物と一部の無脊椎動物に,クロロクルオリンはケヤリなどに,ヘムエリトリンはホシムシやシャミセンガイにみられ,いずれも鉄を含んでいる。銅を含むヘモシアニンは甲殻類や頭足類にみられる。…

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