コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クワゴマダラヒトリ

3件 の用語解説(クワゴマダラヒトリの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

クワゴマダラヒトリ

鱗翅(りんし)目ヒトリガ科の1種。雄は開張30mm内外,暗褐色,雌は開張55mm内外,白色。雄雌ともに黒点を散らす。日本全土と中国に分布。幼虫はクワノスムシ(桑の巣虫)とも呼ばれ,クワまたはバラ科植物の葉を食べる害虫。
→関連項目ヒトリガ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

クワゴマダラヒトリ【Spilosoma imparilis】

鱗翅目ヒトリガ科の昆虫で,幼虫はクワの害虫として知られているが,かなり多食性でバラ科,ブナ科,スイカズラ科植物の各種に寄生する(イラスト)。十分成長した幼虫は体長5cmに達する毛虫となる。若齢の間は葉に糸を吐いて丸めた巣で集団生活をし,葉脈を残して網目状に食害する。若齢幼虫で越冬する。翌春再び葉を食べ,老熟すると分散し,春の終りころに褐色の体毛を混ぜた粗い繭をつくって蛹化(ようか)。成虫は9月ころに羽化し,食樹の幹や枝に卵をかためて産みつけ雌の尾毛で覆う。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クワゴマダラヒトリ
くわごまだらひとり / 桑胡麻斑灯蛾
[学]Spilosoma imparilis

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヒトリガ科に属するガ。はねの開張は雄40ミリメートル内外、雌50ミリメートル内外。雌雄によって、大きさのほか色彩がまったく異なる。雄のはねは黒褐色で、黒紋を連ねる。雌は黄白色の地に多数の黒紋をもつ。腹部は赤黄色であるが、雄では黒みを帯びる。年1回の発生で、9月ごろ成虫が出現する。よく灯火に飛来する。北海道から屋久(やく)島までと、中国大陸に分布する。幼虫は黒っぽい毛虫で、背面に細長い白紋を連ね、各節に橙黄(とうこう)色紋をもつ。クリ、コナラ、ヤナギ、サクラなど多くの樹木に寄生するが、クワの害虫として知られている。若齢の間は糸を吐いて巣をつくり、集団生活をする。7月ごろ葉間に茶褐色の体毛を混ぜた薄い繭をつくって蛹化(ようか)する。若齢幼虫で越冬する。[井上 寛]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

クワゴマダラヒトリの関連キーワード鱗翅類蝙蝠蛾小菜蛾尺蛾毒蛾桑蚕サラサ灯蛾白灯蛾灯蛾広頭小蛾

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone