ケント(読み)けんと(英語表記)Jeff Kent

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケント(Jeff Kent)
けんと
Jeff Kent
(1968― )

アメリカのプロ野球選手(右投右打)。本名Jeffrey Franklin Kent。大リーグ(メジャー・リーグ)のトロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・メッツ、クリーブランド・インディアンスサンフランシスコ・ジャイアンツヒューストン・アストロズ、ロサンゼルス・ドジャースでおもに二塁手としてプレー。中距離打者だが、チャンスでの強さが際だっており、1997年から10年間で100打点以上を8回も記録している。
 3月7日、カリフォルニア州ベルフラワーで生まれる。カリフォルニア大学から1989年、ドラフト20巡目指名を受けてブルージェイズに入団、91年までマイナー・リーグに在籍し、92年の開幕から大リーグに定着したが、シーズン途中でメッツへトレードされた。1996年にもシーズン途中でインディアンスへトレードされ、さらに97年にジャイアンツに移籍したが、これが転機となった。勝負を避けられた強打者バリー・ボンズを塁に置いての打席が多くなってチャンスが増大した結果、打点121をマークし、強打者として認知されるようになった。2000年には、自己最高の打率3割3分4厘、33本塁打、125打点、さらに盗塁12も決め、最優秀選手(MVP)にも選ばれた。2002年は自己最多のホームラン37本を打ったが、翌03年にはアストロズに移籍した。2004年には打線の主軸として勝負強さをみせ、107打点をたたき出し、プレーオフ進出の立役者の一人となった。同年オフにFA(フリーエージェント)として、ドジャースに移籍した。2005年はホームラン29本を放つなど中心打者としての役割を果たしたが、06年は故障がちで、ホームランを14本しか打てず、9年連続20本以上の記録も途切れてしまった。[出村義和]

2007年以降

2007年は136試合に出場、打率3割2厘で自身3回目の3割台をマーク。20本のホームランを打ち、通算ホームラン350本を記録した。
 2007年までの通算成績は、出場試合2177、安打2338、打率2割9分、本塁打365、打点1459。獲得したおもなタイトルは、MVP1回。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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