開幕(読み)カイマク

デジタル大辞泉 「開幕」の意味・読み・例文・類語

かい‐まく【開幕】

[名](スル)
舞台の幕が開いて、芝居などが始まること。また、始めること。⇔閉幕
時期がきて、ある物事が始まること。「国民体育大会開幕した」「開幕戦」⇔閉幕
[類語]開始開演幕開き始まるスタート幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出す出出し立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げるまず始め最初第一一次原初嚆矢こうし事始め優先一番しょぱないの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけ取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口第一歩第一声始まりトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり最優先何をおいても何はさておき何はともあれ先ず以て

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精選版 日本国語大辞典 「開幕」の意味・読み・例文・類語

かい‐まく【開幕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 演劇や音楽会などの舞台の幕をあけること。演技演奏が始まること。また、始めること。開演。⇔閉幕
    1. [初出の実例]「やがて開幕(カイマク)を知らせる鈴(ベル)が鳴り鎮る頃には」(出典大道無門(1926)〈里見弴〉眸)
  3. 一般に、物事を始めること。また、始まること。「プロ野球の開幕第一戦」
    1. [初出の実例]「富士は兀然としてその巨いなる斑の頂きをあらはした。〈略〉『やっぱり開幕の前に来てよござんしたね』」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生富士を観る)

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普及版 字通 「開幕」の読み・字形・画数・意味

【開幕】かいばく

本営作り。

字通「開」の項目を見る

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