デジタル大辞泉
「ケープ植物区保護地域群」の意味・読み・例文・類語
ケープしょくぶつく‐ほごちいきぐん〔‐ホゴチヰキグン〕【ケープ植物区保護地域群】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
世界遺産詳解
「ケープ植物区保護地域群」の解説
ケープしょくぶつくほごちいきぐん【ケープ植物区保護地域群】
2004年に登録された南アフリカ共和国の世界遺産(自然遺産)。ケープ植物区は、世界6大植物区の一つ。ほかに、全北、旧熱帯、新熱帯、オーストラリア、南極の植物区がある。この一帯は冬が温暖で雨の多い地中海性の気候で、「フィンボス」と呼ばれる灌木地帯がケープ植物区の約半分を占めている。そして、フィンボスにケープ植物区全体の植物の約80%が集中している。フィンボスには約5000種の固有種を含む8000種の植物が自生している。植物の多様性ではよく熱帯雨林が引き合いに出されるが、フィンボスの多様性はそれを上回る。◇英名はCape Floral Region Protected Areas
出典 講談社世界遺産詳解について 情報
Sponserd by 