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コリオラヌス Coriolanus, Gnaeus Marcius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コリオラヌス
Coriolanus, Gnaeus Marcius

前5世紀頃のローマの伝説上の英雄。ウォルスキ人との戦いでその都市コリオリ攻囲に活躍。のちローマが飢饉に陥った際,反プレプス (平民) の立場から貧民への穀物供給に反対して追放され,ウォルスキ軍に投降し,やがてローマを攻撃したといわれる。シェークスピアベートーベンの作品に取上げられている。

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世界大百科事典 第2版の解説

コリオラヌス【Gnaeus Marcius Coriolanus】

前6~前5世紀の古代ローマの将軍。生没年不詳。伝承によれば前493年ローマの宿敵ウォルスキ族と戦い,その町コリオリを征服した(コリオラヌスというあだ名はこの町名に由来する)。前491年平民への穀物配給に反対して彼らの追及にあい,ウォルスキ人のもとに亡命した。ウォルスキの軍隊を率いてローマに向かったが,彼の母と妻に説得され進軍を断念,亡命先で暗殺されたと伝えられる。彼を題材とした作品としてシェークスピアの《コリオレーナス》やベートーベンの《コリオラン序曲》等がある。

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世界大百科事典内のコリオラヌスの言及

【ローマ】より

…世紀末にはこれらを押し返し,前396年には最強のエトルリア都市ウェイイを攻略した。ウォルスキ族との戦いでは英雄コリオラヌスの悲劇的伝説が生まれ,アエクイ族との戦いでは16日間だけ独裁官(ディクタトル)となって敵を破り,直ちにもとの農民の生活に戻ったというキンキンナトゥスLucius Quinctius Cincinnatusの物語が伝えられている。前387年には北からケルト人がイタリアに侵入,カピトルの丘を除くローマ市を放火略奪した。…

※「コリオラヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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