コロラドスプリングズ(英語表記)Colorado Springs

デジタル大辞泉 「コロラドスプリングズ」の意味・読み・例文・類語

コロラド‐スプリングズ(Colorado Springs)

米国コロラド州中部の観光保養都市ロッキー山脈東麓に位置し、温泉が多い。空軍士官学校がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「コロラドスプリングズ」の意味・わかりやすい解説

コロラド・スプリングズ
Colorado Springs

アメリカ合衆国コロラド州中東部の都市。人口36万9815(2005),大都市域人口31万6000(1994)。パイクス・ピークの東山麓にあり,標高1840m。1871年にファウンテンコロニー名称創建。クリップル・クリーク金山に近い商業中心地で,電子・印刷工業立地。温和な気候と,パイクス・ピークをはじめとする名勝地に恵まれた,ロッキー山脈中有数の観光保養地である。NORAD(ノーラツド)や空軍士官学校の所在地としても知られる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コロラドスプリングズ」の意味・わかりやすい解説

コロラド・スプリングズ
ころらどすぷりんぐず
Colorado Springs

アメリカ合衆国、コロラド州中東部の住宅および観光保養都市。人口36万0890(2000)。ロッキー山脈の東麓(とうろく)、標高1840メートルの高地に位置し、市周辺には市名の由来となった数多くの温泉がわく。シャイアン、パイクス両山などの景勝地を控え、四季を通じての行楽・保養地として全国的に知られており、市の大きな財源となっている。工業も主要産業の一つで、電子工学機器関係や印刷・出版業がその中心をなし、空軍基地、空軍士官学校といった軍施設も市の経済に重要な役割を担っている。1871年に町が創建。1874年創立のコロラド大学など大学施設や美術館、博物館などの文化施設が整った落ち着いた町で、シャイアン山に建てられたウィル・ロジャーズ聖堂からは市を一望することができる。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コロラドスプリングズ」の意味・わかりやすい解説

コロラドスプリングズ
Colorado Springs

アメリカ合衆国,コロラド州中央部の都市。モニュメント川とファウンテンクリークの合流点,パイクスピーク (4300m) 東麓に位置する。近く鉱泉で有名なマニトウスプリングズがある。エント空軍基地,北アメリカ防空司令部 NORAD,合衆国空軍士官学校 (1954創立) などが設置された軍都でもある。コロラド大学 (1874創立) ,コロラドスプリングズ美術センター,山地動物園などがある。人口 41万6427(2010)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報