ゴマルス(その他表記)Gomarus, Franciscus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴマルス」の意味・わかりやすい解説

ゴマルス
Gomarus, Franciscus

[生]1563.1.30. ブリュージュ
[没]1641.1.11. フローニンゲン
オランダのカルバン派神学者。オランダ語ではホマルスストラスブール大学オックスフォード大学などで学び,1587年から,迫害で追放される 93年まで,フランクフルトアムマインのオランダ改革教会牧師。 94年ライデン大学神学教授。 1603年同僚教授となった J.アルミニウス論争,辞職して 17年フローニンゲン大学神学教授となる。カルバンの予定説に関して,救済における人間の自由意志を主張するアルミニウスに反対して,ゴマルスは正統カルバン主義者として,救いと滅びについての神の二重予定の堕罪以前説を主張し,反アルミニウスの急先鋒に立つ。 18年のドルト教会会議では,中心人物として活躍し,同派を異端として断罪した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む