ドルト教会会議(読み)ドルトきょうかいかいぎ(その他表記)Synod of Dort

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドルト教会会議」の意味・わかりやすい解説

ドルト教会会議
ドルトきょうかいかいぎ
Synod of Dort

1618年 11月 13日~19年5月9日,オランダのドルトレヒトで開かれたオランダ改革教会 (カルバン派) 会議。予定説をめぐるアルミニウス派とゴマルス派の神学論争が主題であったが,オランダの外交政策 (特に対スペイン) をめぐる政争が深く関係した。ドイツ,イギリス,スイスなどの改革教会から 26名の神学者が参加したが,国内の代表となったのはすべてゴマルス派であった。冒頭,聖書のオランダ語訳の問題などを扱ったのち,S.エピスコピウスほか 12名のアルミニウス派指導者を召喚。会議の権威を否定した彼らを追放,その神学が聖書に反することと国内騒乱のかどで断罪した。厳格なカルバン主義に立つドルト信条を採択したが,これは,2世紀にわたってオランダ改革教会の神学の基礎となった。

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