ゴルムド(英語表記)Golmud

世界大百科事典 第2版の解説

ゴルムド【Golmud】

中国,青海省中部の市。人口8万(1994)。海西モンゴル(蒙古)・チベット()族自治州直轄。チャイダム(柴達木)盆地の南縁にあり,1954年青蔵自動車道の通過後発展した新しい工業都市。古代(きよう)の地域であり,4世紀には吐谷渾(とよくこん)が支配した。元の紙幣中書省などが出土しており,チベット方面への重要な交通地点であった。1960年市が成立,65年県になったが,80年甘森草場をあわせ,再び市に昇格した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴルムド
ごるむど / 格爾木

中国、青海(せいかい)省中部、海西(かいせい)モンゴル族チベット族自治州南部の副地級市。常住人口21万5213(2010)。チャイダム盆地の南縁にあり、ゴルムド河が市を北流しチャルハン塩湖群に注ぐ。青蔵鉄道(西寧(せいねい)―ラサ)や青蔵、青新などの自動車道が通り、中国西北と西南を結ぶ拠点である。市中心部より西に約12キロメートル離れた砂漠のなかにゴルムド空港がある。水力発電所を基礎に機械、皮革工業などが発展している。石油産業や草木灰生産も盛ん。[駒井正一・編集部]

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