サイシン(読み)さいしん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サイシン」の意味・わかりやすい解説

サイシン
さいしん / 細辛

ウスバサイシンまたはケイリンサイシンの地上部をできるだけ除いた根および根茎を用いた生薬(しょうやく)で、日本薬局方名。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「サイシン」の意味・わかりやすい解説

サイシン(細辛)【サイシン】

ウスバサイシンとも。本州九州山中の林内にはえるウマノスズクサ科の多年草。葉は横走するやや太い根茎の先に2枚ずつつき,心臓形で幅5〜10cm。春,2枚の葉の間から1本の花柄を出し,赤みを帯びた花を1個つける。花は径1〜1.5cm,扁平な球形で,花弁はなく,萼は多肉で基部が合着して鐘形となり,3個の裂片はそり返る。根茎は辛味があり,薬用とする。

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普及版 字通 「サイシン」の読み・字形・画数・意味

鍼】さいしん

やきがね。

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【犀】さいしん

犀角

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【災】さいしん

字通「災」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「サイシン」の解説

サイシン

ウマノスズクサ科ウスバサイシンなどの根、根茎。解熱鎮痛作用があり生薬として使用される。表記は「細辛」とも。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイシン」の意味・わかりやすい解説

サイシン(細辛)
サイシン

「ウスバサイシン(薄葉細辛)」のページをご覧ください。

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