コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

サンタル

2件 の用語解説(サンタルの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

サンタル

インド東部のビハール州南部を中心に居住する先住民指定部族アウストロアジア語族ムンダ諸語に属すサンタル語を使用。人口500万人以上。反ヒンドゥー的な部族主義の傾向が強く,今日もジャールカンド運動を展開する。
→関連項目ムンダ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サンタル
さんたる
Santal

インド最大の指定部族。人口は推計約600万(1995)に達し、ビハール州東部(とくにサンタル・パルガナ)を中心に、オリッサ州西ベンガル州の3州に分布する。言語はムンダ語系に分類される。移動雑穀栽培、採集狩猟民であったとされるが、現在では去勢牛を使って犂耕(りこう)し、条件が許せば棚田をつくる。自作農は少なく、季節的農業労働者や、工業都市アサンソルなどでも働く半農の炭鉱労働者が多い。単婚的家族が多く、結婚時には夫側が婚資を払う。全体で11の父系外婚集団が認められ、各種の規制が観察される。各村落には世襲的村長と祭司担当者がいて、村落の集合であるパルガナにも世襲首長がいる。パルガナの全成員が狩猟を目的に集まり、最高決定機能のある会合を開いたが、20世紀後半には獲物が減り、会合もまれになった。宗教的には定期的な雨乞(あまご)いの供犠(くぎ)が特徴的だが、特定の家系では祖先崇拝もある。ヒンドゥー化運動が19世紀中葉に起こった対イギリス反乱以降進行した。[佐々木明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

サンタルの関連キーワードインパール居住権コインバトール尼連禅河ジャムシェドプールビハールビハインドパルシー摩訶陀イラクのスンニ派とシーア派

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

サンタルの関連情報