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サンタル

百科事典マイペディアの解説

サンタル

インド東部のビハール州南部を中心に居住する先住民で指定部族。アウストロアジア語族ムンダ諸語に属すサンタル語を使用。人口500万人以上。反ヒンドゥー的な部族主義の傾向が強く,今日もジャールカンド運動を展開する。
→関連項目ムンダ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サンタル
さんたる
Santal

東インド最大の指定部族。人口は推計約600万(1995)に達し、ビハール州東部(とくにサンタル・パルガナ)を中心に、オリッサ州、西ベンガル州の3州に分布する。言語はムンダ語系に分類される。移動雑穀栽培、採集狩猟民であったとされるが、現在では去勢牛を使って犂耕(りこう)し、条件が許せば棚田をつくる。自作農は少なく、季節的農業労働者や、工業都市アサンソルなどでも働く半農の炭鉱労働者が多い。単婚的家族が多く、結婚時には夫側が婚資を払う。全体で11の父系外婚集団が認められ、各種の規制が観察される。各村落には世襲的村長と祭司担当者がいて、村落の集合であるパルガナにも世襲首長がいる。パルガナの全成員が狩猟を目的に集まり、最高決定機能のある会合を開いたが、20世紀後半には獲物が減り、会合もまれになった。宗教的には定期的な雨乞(あまご)いの供犠(くぎ)が特徴的だが、特定の家系では祖先崇拝もある。ヒンドゥー化運動が19世紀中葉に起こった対イギリス反乱以降進行した。[佐々木明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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