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指定部族 していぶぞくScheduled tribe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

指定部族
していぶぞく
Scheduled tribe

インドにおいてイギリス統治時代以降に少数民族集団を認定,保護するために定められた行政用語。インド憲法により,500以上の指定部族,約 5000万人が認定されており,人口に比例して議席などが割当てられる。中部と北東部の山岳地帯を中心として,全インドに分布するが,北インド平原部やインド半島部では少い。おもな民族集団はゴンド族ビール族コンド族サンタール族などである。

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百科事典マイペディアの解説

指定部族【していぶぞく】

インド憲法第342条に基づき,大統領令で指定された部族諸集団の総称。英語でScheduled Tribes。文化的独自性,社会経済的後進性,隔絶度の高い居住が一応の基準とされる。
→関連項目ボド

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世界大百科事典内の指定部族の言及

【インド[国]】より


[大きな国内格差の存在]
 インド憲法には後進諸階級backward classesおよびこれに類似のさまざまな表現がある。その意味するところは今も議論の対象となっているが,本来の後進諸階級が指定カーストScheduled Castesと指定部族Scheduled Tribesを指すものであることには見解の差はない。指定カーストとはヒンドゥー教徒とシク教徒の中のいわゆる不可触民のことで,英語が複数形になっているのは州ごとにそのジャーティ(サブ・カースト)のリストがあるからである。…

※「指定部族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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