部族主義(読み)ぶぞくしゅぎ(その他表記)tribalism

翻訳|tribalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「部族主義」の意味・わかりやすい解説

部族主義
ぶぞくしゅぎ
tribalism

共通言語宗教文化遺産などによって結合された集団である自己の部族に対し,最高の忠誠を排他的に付与する集団的態度ないしは精神。政治発展観点からは民族主義の先行物とみなされるばかりか,しばしば,より高次の民族主義の形成を阻害する精神形態,政治運動とみなされる。特にアフリカの旧植民地新興国の多くが国民国家に成長する過程の最大の障害物としてあげられる。またより広義の比喩として,偏狭な民族主義的態度などを非難する場合にも用いられる。 (→ナショナリズム )

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