コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シアールコト Siālkot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シアールコト
Siālkot

パキスタン北東部,パンジャブ州,ラホール県にある都市。州都ラホールの北方約 100km,インド国境付近に位置する。インド領ジャンム地区に通じる道路,鉄道の中継地。古くからカシミール地方とパンジャブを結ぶ交易ルートの重要拠点として繁栄した。綿花,コムギの集散地。近年には綿工業などの工場も立地している。なお,1947年のインドとパキスタンの分離以来,特にカシミールの帰属問題をめぐるインド=パキスタン紛争によって,インド領ジャンム地区に接するパキスタンの重要な軍事戦略拠点となっている。軍事施設,常駐師団司令部などがあり,65,71年の2回にわたるインド=パキスタン戦争の際,パキスタン軍の前衛基地となった。住民はパンジャブ人のほかカシミール人などの少数民族もいる。人口 30万 2009 (1981) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

シアールコト(Sialkot)

パキスタン北東部、パンジャブ州の都市。同州の北東端、ラホールの北約100キロメートルに位置し、インドとの国境に近い。古くから交易の拠点として栄え、現在も鉄道、道路交通の中継地となっている。紀元前2世紀頃、バクトリア王国の王ミリンダが都を置いた場所とされる。テニスのラケット、サッカーボールなどスポーツ用品の生産が盛ん。シアールコート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シアールコト
しあーること
Sialkot

パキスタン北東部、パンジャーブ州北東端の都市。シワリク丘陵南西麓(ろく)に位置する。人口41万7597(1998)。印パ分離前には、インダス川流域からカシミールのスリナガルに至る交通路上の要地、またレチュナ・ドアーブ地方北部の農産物集散地として栄えた。紀元前2世紀ごろ北西インドに進出したバクトリア王国のミリンダ王が首都を置いたシャーカラは、ここに比定されている。テニスのラケットなどのスポーツ用品、医療用品などの工業が立地する。[応地利明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

シアールコトの関連キーワードワジーラバードファイズ

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android