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シオドマク Robert Siodmak

世界大百科事典 第2版の解説

シオドマク【Robert Siodmak】

1900‐73
〈フィルム・ノワールの巨匠〉として知られるドイツおよびアメリカの映画監督。両親(父はライプチヒ銀行家)が旅行滞在中のアメリカのテキサス州メンフィスで生まれる。舞台の俳優,演出家プロデューサーから,1925年,アメリカ映画のドイツ語版の字幕制作者としてウーファ社に入り,助監督編集者脚本家を経て,29年,記録映画の手法による実験的な長編《日曜日の人々》をエドガー・ウルマー(1904‐72)と共同監督。

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世界大百科事典内のシオドマクの言及

【スリラー映画】より

…さらにヨーロッパからハリウッドへ亡命あるいは移住してきた若い監督たちが,そのみずみずしいヨーロッパ感覚で,それまでアメリカ映画にはなかったまったく異質の心理的スリラーをつくって大きな刺激を与えたこともあった。オットー・プレミンジャー監督の《ローラ殺人事件》(1944),フリッツ・ラング監督の《飾窓の女》(1944),ビリー・ワイルダー監督の《深夜の告白》(1945),ロバート・シオドマク監督の《らせん階段》(1945)等々がそれである。 いわゆる〈セミ・ドキュメンタリー〉の手法を用いたスリラー映画も流行し,FBIの記録にもとづく《Gメン対間諜》(1945),実際の殺人事件を描いた《影なき殺人》(1947),集団脱獄事件を描いた《真昼の暴動》(1947),殺人犯の追跡を描いた《裸の町》(1948),FBIの記録による《情無用の街》(1948)などがつくられ,ルイ・ド・ロシュモントLouis de Rochemont(1899‐1978)のセミ・ドキュメンタリー・スタイルのニュース映画《ザ・マーチ・オブ・タイム》(1935‐51)に示唆されたといわれるこれらの映画の傾向は〈ニュー・リアリズム〉ともよばれた。…

※「シオドマク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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