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シガツェ

百科事典マイペディアの解説

シガツェ

中国,チベット自治区南部にあるラサに次ぐチベット第2の都市。漢字では日喀則。500年余りの歴史を有し,1986年市となった。パンチェン・ラマの宗教・政治活動の本拠タシルンポ(扎什倫布)寺の所在地。11万人(2014)。

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世界大百科事典 第2版の解説

シガツェ【Xigazě】

中国,チベット自治区南部の都市。同名地区の公署所在地。人口8万(1994)。ヤルンズアンボ川とその支流ニエンチュ(年楚)河の合流点南西にあるチベット第2の都市。(プール)ラシャやカーペット工場などがある。1447年,チベット黄教四大寺の一つタシルンポ(札什倫布)寺が建立され街は発展,そのためシガツェはタシルンポとも称される。明末にはパンチェンの居住地とされた。清代には,チベット西部すなわち蔵,後蔵地方の政教中心となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シガツェ
しがつぇ / 日喀則

中国、チベット自治区南部の地級市。シガズェともいう。ヤルンズアンボ江(ブラマプトラ川上流)とその支流ニャンチュ河の合流地点付近にある。1市轄区、ギャンズェツォモなど17県を管轄する(2016年時点)。チベット第二の都市で、人口70万5100(2010)。(プールー)ラシャやカーペット製造などの手工業のほか、水力発電所をはじめ機械、皮革、食品加工業などが発達。ニャンチュ河谷では青(チンコー)(ハダカエンバク)、小麦の栽培が盛んである。交通では、拉日鉄道(ラサ―シガツェ)によって自治区の首府ラサとつながるほか、市中心部の東約40キロメートルにあるシガツェ和平空港からは成都(せいと)への空路が開設されている。15世紀建立のタシルンポ寺を中心に発展、明(みん)末以来パンチェン(大学僧)の居住地となった。[駒井正一・編集部]

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