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シキュオン Sikyōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シキュオン
Sikyōn

セキュオンとも呼ばれる。ペロポネソス半島の北部,コリントの北西に位置する古代ギリシアの都市。現シキオン。アルゴスの植民市 (アポイキア) として政治的,宗教的に従属していたが,前 660年頃オルタゴラスによって僭主政が樹立され,その孫クレイステネスのときに国力は最大となり,彼は第1次神聖戦争でロクリスを破壊した。僭主政は約 100年続いたがスパルタによって倒され,以後スパルタの同盟市となり,前3世紀にはアカイア同盟に参加。その後衰退し,前2世紀には廃虚となった。シキュオンはアルカイック時代から美術の中心地として知られ,前4世紀には彫刻家リュシッポスを生んだ。

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世界大百科事典 第2版の解説

シキュオン【Sikyōn】

コリントス市の北西にあるギリシアの古市。昔から今にいたるまでオリーブ油とアーモンドの産地として名高い。古典期には彫刻や絵画などのギリシア芸術の一中心地であった。高名な彫刻家リュシッポスはこの市の人である。シキュオンは,はじめアルゴスに属していたが,前660年ごろに僭主オルタゴラスOrthagorasが出て,市をアルゴスの支配から独立させた。市の勢いはクレイステネスのときに頂点に達したが,やがてスパルタの支配に入る。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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