ジエチレングリコール(英語表記)diethylene glycol

栄養・生化学辞典の解説

ジエチレングリコール

 C4H10O3 (mw106.12).HOCH2CH2OCH2CH2OH.ワインの品質改良に用いられて問題になった化合物.食品添加物には指定されていない.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

ジエチレングリコール【diethylene glycol】

エチレン-グリコールを合成する際に副生成物として得られる粘性のある液体。わずかに甘味をもち、無臭。溶剤・不凍液のほか、ポリエステル樹脂の原料などに用いる。有毒。

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世界大百科事典内のジエチレングリコールの言及

【エチレングリコール】より

最大の用途は合成繊維やフィルムとして用いられるポリエチレンテレフタレートの製造原料で,ほかにアルキド樹脂の原料,不凍液,ニトログリコールとしてダイナマイトの製造などに用いられる。 エチレングリコール2分子から水1分子がとれて縮合した化合物は,ジエチレングリコールHOCH2CH2OCH2CH2OH,3分子縮合した化合物は,トリエチレングリコールHO(CH2CH2O)2CH2CH2OHとよばれる。性質はエチレングリコールに似るが,沸点は高く,粘り気を増す。…

【グリコール】より

…重要なグリコールはほとんど粘度の高い無色の液体で甘味がある。エチレングリコール,プロピレングリコールCH3CH(OH)CH2OH,ジエチレングリコールHOCH2CH2OCH2CH2OH,ポリエチレングリコールHO(CH2CH2O)nCH2CH2OH,ヘキシレングリコール(CH3)2C(OH)CH2CH(OH)CH3などが重要である。繊維,樹脂,溶剤,界面活性剤,不凍液,食品加工,医薬品など多方面に用途がある。…

※「ジエチレングリコール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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