ジャマン(読み)じゃまん(その他表記)Jules Jamin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャマン」の意味・わかりやすい解説

ジャマン
じゃまん
Jules Jamin
(1818―1886)

フランスの物理学者。アルデンヌ県テルムに生まれる。エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)を卒業。1852年エコール・ポリテクニク(理工科大学校)教授、1863年パリ大学理学部教授となる。金属面の光の反射、気体の屈折率の測定、光の吸収などの研究で知られているが、とくに気体の屈折率の測定のために考案したジャマン干渉計が有名である。1868年フランス学士院会員となり、1884年終身会員となった。

[辻内順平]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャマン」の意味・わかりやすい解説

ジャマン
Jamin, Jules Célestin

[生]1818.5.30. テルム
[没]1886.2.12. パリ
フランスの物理学者。パリのエコール・ノルマル・シュペリュール (高等師範学校) 卒業後,エコール・ポリテクニク教授 (1852~81) ,パリ大学物理学教授 (63) 。光の干渉・反射に関する種々の研究があり,1856年ジャマンの干渉計をつくった。毛管現象に関する研究もある。

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367日誕生日大事典 「ジャマン」の解説

ジャマン

生年月日:1818年5月30日
フランスの物理学者
1886年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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