デジタル大辞泉 「スクリプト理論」の意味・読み・例文・類語 スクリプト‐りろん【スクリプト理論】 《script theory》ある典型的な人間の行為を一連の出来事によって記述し、人間の知識を表現する理論。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スクリプト理論」の意味・わかりやすい解説 スクリプト理論スクリプトりろんscript theory 人間は新しい状況に対処するときに,過去の経験を蓄積した知識に基づいて行動する。たとえば,レストランに足を踏み入れると,どのようなイベントがどのような順序で生じるか,過去の経験からよくわかっている。スクリプトは,これらのイベント列を表現するために,1977年にアメリカ合衆国,エール大学のロジャー・C.シャンクとロバート・P.アベルソンによって考案された理論である。スクリプトは,同時代に考案されたフレーム(→フレーム理論)やスキーマ(→スキーマ理論)と機能的によく似ているが,イベント列の表現に重点が置かれており,コンピュータによる物語理解に適用された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by