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ステーショナーズ・カンパニー Stationers’ Company

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世界大百科事典 第2版の解説

ステーショナーズ・カンパニー【Stationers’ Company】

イギリス絶対王政期に活動した印刷・出版関連業種の同業組合。1557年5月4日,異端統制を意図するメアリー1世の特許状を受けて結成された。組合員以外が印刷関連業務につくことを禁じ,組合に違法出版物の全国捜査権,一定度の処罰権をあたえられた。自主統制機関として,活字文化の形態,言論統制に多大の影響をあたえた。17世紀に入るとギルド規制は産業の成長を阻害するようになり,ピューリタン革命期に〈独占〉を攻撃され,現実の規制力を失った。

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世界大百科事典内のステーショナーズ・カンパニーの言及

【イギリス】より

…メディア統制の主流は自主規制であり,新聞については〈プレス苦情処理委員会〉が読者の批判について調査し,メディアに対する勧告を行っている。 チューダー,スチュアート絶対王政は,印刷・出版業者をギルド(ステーショナーズ・カンパニー)に組織して自己規制させ,星室裁判所に言論統制をゆだね,原則として定期的な国内ニュース伝達媒体を容認しなかった。しかし,庶民院議員が議事の要旨をまとめて選挙区有力者に送る手書新聞news‐letterは,すでにエリザベス時代から慣行化し,17世紀には専門業者も出て印刷されるようになっている。…

【星室裁判所印刷条令】より

…絶対王政型言論統制法規の典型。印刷・出版のギルド(ステーショナーズ・カンパニー)を手足に使い,印刷機台数,徒弟数などを制限,国教会の機構を主にした事前検閲システムを規定する。1637年に諸規定をより精細にした改正条令が出され,言論統制に実効をあげるが,印刷・出版業の発展にとってこの条令は足かせとなり,それによる異端,反対意見の厳しい抑圧は,圧制のシンボルとして不満,怒りを集積させた。…

※「ステーショナーズ・カンパニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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