ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群(読み)ストーンヘンジ、エーヴベリーとかんれんするいせきぐん

世界遺産詳解 の解説

ストーンヘンジ、エーヴベリーとかんれんするいせきぐん【ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群】

1986年に登録、2008年に登録内容が変更されたイギリスの世界遺産(文化遺産)。同国南部ソールズベリー近郊の平原に位置し、紀元前3050~前1600年頃にかけて築かれた巨石遺跡。直径約100mの円形台地立石土手、堀などがあり、内側には直径30mの円周上に高さ約4.5mの環状列石が並ぶ。何の目的で築かれたのかは、諸説があり、確定していない。ストーンヘンジ北方にあるエーヴべリーにも、紀元前2600年頃の建造と思われるヨーロッパ最大級の巨石遺跡があり、1930年代に復元された。先史時代の文明を物語る貴重な遺跡として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はStonehenge, Avebury and Associated Sites

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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