スプリングス(読み)すぷりんぐす(英語表記)Springs

デジタル大辞泉 「スプリングス」の意味・読み・例文・類語

スプリングス(Springs)

南アフリカ共和国北東部、ハウテン州の都市。ヨハネスブルクの東約50キロメートルに位置する。世界有数の金鉱地帯ウィトワーテルスランド東部の中心地であり、金および石炭を産する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スプリングス」の意味・わかりやすい解説

スプリングス
すぷりんぐす
Springs

南アフリカ共和国北部、ハウテン州(旧トランスバール州)南東部の鉱工業都市。ヨハネスバーグの東50キロメートルに位置する。人口16万0795(1996)。ウィトワーテルスランド金鉱地帯東部(東ランド)の中心地で、付近には多くの金鉱や大炭田があり、精錬業をはじめとする各種工業が発展している。ヨハネスバーグやジャーミストン市街地が連なる傾向にある。ダーバンモザンビークマプートへの鉄道、自動車道路の分岐点で、州南東部の商業中心地でもある。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スプリングス」の意味・わかりやすい解説

スプリングス
Springs

南アフリカ共和国北東部,ハウテン州東部の鉱工業都市。ヨハネスブルク東方約 42km,ウィットウォーターズランドに位置。1885年に炭鉱の町として建設,1908年に金鉱が発見され,20世紀半ばまでに世界有数の金産地となった。ウランを産出する鉱山もあり,1953年からは抽出工場も稼働製紙食品,化粧品などの工業も集中している。ヨハネスブルクと連接して大都市圏を形成。人口 8万776(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android