日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャーミストン」の意味・わかりやすい解説 ジャーミストンじゃーみすとんGermiston 南アフリカ共和国北東部、ハウテン州(旧トランスバール州)南東部の鉱工業都市。ヨハネスバーグの南東16キロメートルに位置する。人口18万6423(1990)。1892年ケープ・タウンからの鉄道が通じて以来、鉄道交通の要地として発展し、同国最大の多数鉄道線接続地となっている。また世界最大の産金地域の中心地で、年間約7億トンを産し、世界の金生産額の約70%を占める。600以上の金鉱、鉄道関連企業があり、南アフリカ共和国有数の工業都市に発展している。[林 晃史][参照項目] | トランスバール 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャーミストン」の意味・わかりやすい解説 ジャーミストンGermiston 南アフリカ共和国北東部,ハウテン州中部の鉱工業都市。ヨハネスブルク東方約 13km,ウィットウォーターズランドの標高約 1700mの地点に位置。金鉱地帯の中心地で,世界最大の金の精錬所がある。綿紡績,織物,鉄鋼,刃物,マッチ,薬品,化学,農業機械などの工業も盛ん。鉄道修理工場,大規模発電所もある。ヨハネスブルクと連接して大都市圏を形成。鉄道の交差点。人口 13万9721(2001)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報